オルトランDXの使い方と注意点!多肉植物に付く白い虫を駆除!

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多肉植物の育成で避けては通れない害虫問題。

初心者の方は必ずこう調べると思います。

もしくはこう調べてこのサイトに行きついたのではないでしょうか。

多肉植物 白い虫

どうでしょう?w

この虫は絶対に出てきます。家の中で育てていてもどこからか湧いてきます。

カイガラムシとよく呼ばれてます。

この虫は多肉植物を殺す能力がめちゃくちゃ高いです。

私も何個もの苗をやられました。

でも、

ご安心ください!

手軽な農薬で簡単に予防できますよ!

タニラーの必需品!オルトランDX

オルトランDX
Amazonで売ってるオルトランDX

農薬?

なんかハードル高いなぁ・・・

って思いました?

大丈夫です!

土の上に撒くだけです。
オルトランの粒剤

液体タイプ等種類が何個かありますが、粒剤にしてください。

また多肉植物に使用するのであれば

オルトランDX です

赤い方が安いのでよく買われていますが

DXです!

青い方。

名前の最後にDXがついているものを使用してください。効能が少し違います。

基本的な使い方 害虫予防として使う

この農薬は 毒をもって毒を制す タイプの農薬です。

薬剤を植物が根から吸い上げ、植物の体液を吸うカイガラムシやアブラムシを駆除します。

よって、基本的な使用方法は「土に散布する」です。

100均にこういった入れ物があります。ケチャップとか入れる物・・?です。

基本的に薬効は1ヶ月とされており、鉢数が増えてくると頻繁に使うようになります。

この容器に入れると土への散布が非常に楽です。

これが最強です。

土に粒剤を散布する
POINT

粒剤のまま土に散布します。

苗を植える前なら土に混ぜ込んでも効果が出やすいです。

オルトランを散布した後水を与えたときに薬剤が溶けて多肉がそれを吸い上げてくれます。

オルトランが残り見た目の悪い多肉

土ではなく、苗に粒剤をかけて水をあげるとこうなります。

薬剤が付着した部分が壊死したりなどの被害はこれまで経験ないので、大丈夫なのですが

見た目非常によくないです。

既に虫が確認されている場合はオルトラン以外の薬剤で

既に虫が発生している場合はピンセットや爪楊枝で丁寧に取り除くか、

オルトラン以外の散布系の農薬の使用をお勧めします。

オルトランを水で溶かし、スプレーなどで散布してもあまり意味がないことがわかりました。

オルトランは浸透移行性の薬剤で、薬液自体に虫を殺す性能は無く

直接虫に吹きかけても虫は死にません。

(虫を押し流したり、窒息させて殺すことはできますが、それなら水でいいです。)

実際にオルトラン粒剤の水溶液にアブラムシを入れて実験してみました。

まず界面活性剤が入っていないので、この手の虫は水面に浮いてしまいます。

この後、無理矢理沈めたりして少しおいて観察しましたが、死にませんでした。

オルトランの水溶液を実際の多肉植物にスプレーで吹きかけたり、オルトラン風呂と呼ばれるオルトラン水溶液に苗ごと漬けたりするよりも他の薬剤で駆除した方が子供カイガラムシまで殺せるので安心です。

散布系の農薬でお勧めは

コストパフォーマンスで見ればマラソン

園芸初心者の方には使いやすさ重視でベニカXファインスプレーをお勧めします。

マラソンの使い方はこちらで解説しています。

与える分量について

分量は目安が袋に書いてありますが、あくまでも食用野菜へ与える分量です。

多肉植物は食べないのである程度いい加減で大丈夫ですが、与え過ぎも良くないと記載がある記事もあります。

まずは1苗2つまみくらいから始めると安心だと思います。十分カイガラムシを予防することができると思います。

(私は特に気にせずぶっかけてますが・・・)

薬効期間(効き目のある期間について)

基本的に「1ヶ月」と書いてあります。

これは通常の植物への使用時の期間なので、水やりの少ない多肉植物の場合は少し期間が長くなるかもしれませんが

万全な対策を撮るのであれば1ヶ月おきに散布するといいでしょう。

(私は上記で紹介した散布系の農薬も併用している事もあり、そんなこまめにやらなくても虫の発生が無いので、ふと思い出した時に与えていますw)

注意点

使いやすくて手頃なオルトランですが、やはり農薬

人に害のある薬なので油断すると痛い目に遭います。

別容器に移したら危険と表記する。

小さいお子さんや犬・猫などペットの居る家庭は最新の注意を払ってください。

手の届かないところに置くのがベストですが、子供が少し大きくなってくると予防しようがないですね。

ボトルに注意書きをする。

私の汚い絵でだいぶオシャレから遠のきますが、子供にわかりやすい表記で注意書きしておきましょう。

高温の日は使わない・涼しいときに使う

最近の夏は気温が異常に上がる日がありますが、使用を控えましょう。

特に液化させて使うときですがガスが発生することがあり、気分が悪くなってしまう可能性があります。

涼しい夕方などに散布しましょう。

多肉以外に使うときは分量に注意

家庭菜園の野菜にも使える農薬ですが、多肉とは違い食べ物に使うときは分量をしっかり確認し、与える時期等確認して利用してください。

土の捨て方に注意

オルトランを与えていた苗を植え替える時など、土をそこら辺に捨てないようにしましょう。特に家庭菜園をしている家庭は土が混ざらないように注意してください。

最後に

多肉植物育成に避けては通れない白い虫 カイガラムシの駆除・予防ですが、やはり農薬は怖いなという方は歯ブラシやピンセットで取っていくやり方もあります。木酢液の使用も安全な方法の一つです。

しかし、カイガラムシの増えるスピード・食害していくスピードを考えると薬剤投与を強くお勧めします。

また、食害でやられてしまった多肉も幹の部分が生きていれば再生することもあります。

汚くなったからと捨てないで、やられてしまった部分を取り除き見守ってやってください。

また、今回タニラーの必需品としてオルトランをご紹介しましたが

こちら殺菌剤のベンレートの使用を強くお勧めしています。

是非参考に読んでみてください♪

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