多肉植物をジュレさせたくない!溶かしたくない!タニラーの必需品!!殺菌剤ベンレート

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今回は農薬のご紹介になります。農薬は用法容量を間違えると薬害を起こし、植物や人体に悪影響を及ぼす恐れがあります!

実際に使用する際は取扱説明書をよく読み最深の注意を払って使用してください。

タニラーの皆さんこんにちわ!

本日2021年5月16日関東は2週間雨予報です!

嫌だーっ!

と叫んでも梅雨はやってきます。

対策をしましょう!!

そもそもなぜ嫌なのかと言いますと

梅雨はカビルンルンの季節なのです。ジメジメ

昨日まで可愛がっていた多肉が

次の日には

腐って死んんだ多肉

こんなになっていたり・・・

しちゃうんですね。

怖いですね。

この写真の多肉いくらしたと思います?

怖いんですよ。(震え

そこで

今日はタニラーの強〜い味方!「殺菌剤」のご紹介です!

殺菌剤(ベンレート)とは

殺菌剤ベンレート

殺菌剤とは読んで字のごとし!

病原菌を殺す薬です!

植物をカビなどの病原菌から守ってくれる農薬です。

基本的に2通りあり

葉の表面をコーティングして飛んで来た病原菌から苗を保護殺菌してくれるものと

苗に薬剤が浸透する浸透移行性の物があります。

今回ご紹介する「ベンレート」は後者の浸透移行性の薬剤です

ベンレートの説明書

病原菌の侵入を防ぎ予防・さらに既に感染していた場合には治療までしてくれる優れものですね〜

すごい!

ベンレートの使い方

個包装のベンレート

ベンレートの使い方です。

正直「水に溶かしてスプレーする」だけなのですが

それだけでは芸がないので今回は展着剤「ダイン」のご紹介もしますね♪

もちろんダインがなくてもかなりの威力は発揮してくれます。

展着剤(ダイン)とは

展着剤とは、農薬を植物や害虫の表面にしっかりと付着させるために用いる薬で

農薬用の界面活性剤という表現がわかりやすいでしょうか。

また、薬剤が水に均等に混ざるようにする働きもあるようです。(趣味の多肉にここまでは求めないですが)

まぁ、どんなもんか写真でご説明しましょう!

水をスプレー

まずはこのシャビアナに「ただの水」をスプレーします。

弾かれる水

このように植物って水を弾くんですよね。水滴ができています。

ダイン水をスプレー

次に「ダインを混ぜた水」を散布してみます。

弾かれない水!

どうでしょう。

いや、若干弾かれてますが(多分粉のせい)

外葉の方は葉の全体に水が付着しています!

左がただの水

右がダイン入りの水です。

結構差が出てると思います。

流石に粉の多い多肉植物だとダメなようですが

この差が薬の効きの差に直結します。

ダインの入れ方

スポイトでダインを入れる

スポイトがあると良いです。100均に売っていますよ!

また、ダインは

メインの薬剤を入れる前に。最初に入れてください!

投入するのに順番があります。

ダインが先です。

今回は2リットルPETボトルに薬剤を作ってストックしようと思います。

(薬液のストックについて下記にて説明しますが、推奨されていません!その日中に使い切ることが推奨されています。)

2リットルに対して4、5滴スポイトから垂らします。

ちょっと茶色くなります。これだけ。

以上ここまでがダインの使い方。

ベンレートの作り方。

ベンレートを入れる

先ほど作成したダイン水にベンレートの薬剤を入れていきます。

今回は1000倍で2リットル作ります。

個包装になっており1袋0.5グラムです。今回は4袋入れます。

500mlのペットボトルであれば1袋で1000倍の薬液が作成できますよ。

(薬液のストックについて下記にて説明しますが、基本推奨されていません!その日中に使い切ることが推奨されています。)

ベンレート完成

混ぜると白い液体になります。

よく振って混ぜてください。

スプレーに入れる

完成したらスプレーに入れますが、いつも通り

子供が誤飲しないように

妻が何かと間違えて在らぬ場所へ散布しないように

大きく名前と、毒であることを容器に記載して置きましょう!!(大事)(すごく大事)

散布する

多肉植物へ散布するだけです。

もちろん多肉植物以外にも使い道はたくさんありますので、

説明書をよく読み用途にあった濃度で散布してくださいね。

希釈液の作り置きについて(2021/5/17追記)

Twitterにて情報をいただきました!

農薬工業会さんの方では希釈液・散布液の作り置きは推奨されていません。

その日中に使い切ることが推奨されています!

https://www.jcpa.or.jp/user/use_preparation/qa17.html

光などで成分が分解されたり、経年劣化による物理性が劣化し不均一となり

効果が劣ったり、薬害が発生する恐れがあります。

と記載がありますね!

どうしても作り置きしたい場合は自己責任でお願いいたします。

私は知らずに半年分くらい作り置きして使用してましたけど・・・

今回も2リットルで作ってますが、良い子は真似しないようにしましょう!!

ベンレートの使い所

このベンレート様々な使い所があります。

私はことあるごとに散布するのですが、どんな時に使うのか知っていただければこのベンレートの便利さがわかって頂けると思うので

ご説明していきます。

予防として

予防として散布する

まずは一番重要な予防として使うです。ただ散布するだけですが

多肉植物の

「ジュレる」

「溶ける」

「バラバラ事件」

よく聞く悲劇を防ぐための予防として散布します。

今まで使用してきて100%防げてるわけではないですよ?

でも、使い始めてからめちゃくちゃ多肉が増えました。

本当に多肉が枯れなくなるので

めちゃくちゃ増えます。

これだけで神のような薬剤ですよね。

カビを見つけた時の治療として

雨季になるとよくある下葉が枯れかけた時にカビる現象。

水やり後、苗と土に挟まれ風通しも悪いと湿気てカビが生えます。

これが原因で苗全体がダメになることは多いです。

外から見てあんな感じだと中はこんなです。

こういったものを見つけたらまずは腐った葉を取り除き、苗の茎の状態を確認するのですが

茎にそこまでダメージが入っていない時はベンレートを散布して治療完了になります。

ここでベンレートがないと、その時は無事でもほとんどの確率で苗はダメになるでしょう。

消毒として使う

子株を切り離した時

写真はチョンパして増えた株を切り分けた時の写真です。

ハサミを入れますので、苗に傷ができます。

人と同じで、傷がつけばそこから菌が混入しますので

特に切り離した小さい苗は菌が入れば即死です。

アルコール消毒かのようにベンレートを散布しています。

ーーーー 2021・7・6追記 ーーー

チョンパなどでの傷口の消毒に関してはトップジンエムペーストがお勧めです。

冒険するときの保険として

多肉植物へ散布する

これはなかなか根が出ない時にたまにやるのですが、

根が出るまで水につけちゃうやつです。

もちろん多湿なんて可愛い状態。

こんな時に私は保険で水にベンレートを混ぜて使います。

実生の時に

エケベリアの実生

これは私も今年初挑戦なのですが

エケベリアの実生(みしょう)

種から育てる場合は越水で育成を始めるため、カビが天敵となります。

カビの発生を防ぐために土は熱湯消毒してから使用しますが、後から降りかかるカビ菌に対しては無力なので、ベンレートを散布し、予防しています。

薬害について

今回紹介しているベンレートですが、説明書には多肉植物(観葉植物)への使用容量は記載されていません。

私自身、この薬剤の使用を初めて1年ほどは経っています。希釈倍率も1000倍です。

現状この薬剤のせいで葉に異常をきたしたり、苗が枯れてしまうようなことは経験していません。

しかし、他のサイトさんでは葉が軟化してしまった。など異常をきたしたとの報告がありました。

当サイトとしても使用後の責任は取れませんので、心配な場合は2000倍など薄めに使用するか

葉の隅の方などでパッチテストを行うと良いでしょう。

多肉植物への使用を想定した取扱説明書がない以上、トライアンドエラーで使用していくしかありませんので

今後そう入った情報が入りましたら随時こちらのページは更新していきたいと思います。

他の農薬と混ぜて使う

このベンレート他の薬剤と混ぜて使用することができます。

もちろん混ぜてはいけないものもあります!

例えば殺ダニ剤として以前紹介した「マラソン」これは混ぜて使用することができます。

ベンレートの取扱説明書の最後の方に「物理化学性から見た、多剤との混用事例」と記載があります。

住友化学園芸さんのYouTubeチャンネルでも詳しく紹介されていますが、分けて使用するのが面倒だという方は混用するのも良いでしょう。

ちなみに薬剤はとけやすい方から入れて行くのがセオリー。

マラソン乳剤を使用する場合は

ダイン → マラソン乳剤 → ベンレート の順で混ぜましょう!

まとめ

初心者さんが中級者・上級者の方々を見て思う事。

「なんであんなに沢山管理できるんだろう。」

「なんであんなお高い多肉に手を出す勇気があるんだろう。」

これは【農薬を使っているかどうか】この差がかなりあると思います。

オルトランなんかは良く耳にしますし、初心者さんでも良く使用しているのですが

なぜかそこまで行って他の農薬は全く使用していなかったりするんですよね。

病原菌を避けるために、土の水捌けの良さとか風通しをよくするとか説明されますが

一般家庭においてそれは限界があります。

正直、観葉植物である多肉植物において無農薬である必要はあまりないと考えています。

(化学薬品に対して過敏な方はいると思いますが)

(更に言うと日本人は無農薬という響きに良いイメージを持ちすぎな気もしてる)

今この記事を読んでいただけた方は「こういうものがあるんだ」という知識を得ることができたと思いますので、

充実した多肉ライフの為に、是非!早々の導入をお勧めします!!

また、今回紹介したベンレート以外に初心者さんに使いやすい「ベニカXファインスプレー」というものもあります。

これは殺菌剤、殺ダニ剤、殺虫剤が混同されたマルチプレイヤーな薬剤です。

コスパ的に私はベンレートをお勧めしますが

あまり難しいことが苦手な方はこれ一本で多肉のトラブルが防げますので、お勧めします。

胴切り(チョンパ)や腐敗した多肉植物を治療したときの傷口の殺菌保護にはトップジンMペーストがお勧めです。


元よりカビ・雑菌を繁殖させないためには風通しが大切です!

扇風機を利用することもおすすめします!

オルトランって何?って方は是非こちらもお読みください!

ダニにお困りの方はこちらを!

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