タニク雑記 ー多肉植物におけるエタノールの有用性はあるのかな?ー

タニラーの皆さんこんにちわ!

新シリーズ「タニク雑記」始めました。

こちらでは日々多肉植物と戯れている中で気になる事柄を「雑記」として書き留めていこうと言う備忘録的なあれです。

特に方向性とかそう言うものは決めずに思った事とか書き留めていければなと思います。いつものレビューや解説的な記事とは違い、僕の思ったことを書き留めたいのです。

今回はその初回ということで、先日ニュースリリースされたエタノールという消毒にも使われている物質が植物の乾燥耐性を高める事を発見!と言う記事についてです。(理化学研究所プレスリリースページ)

かなり解りやすく記事にされているので是非こちらから内容はご確認いただきたいのですが、簡単に言えば安価に市販されているエタノールを10ミリモル(0.46g/1L)で植物に与えたら乾燥耐性が上がったよと言う話です。

もちろん実験で使われた植物は多肉植物ではなく、シロイズナズナと言うアブラナ科の植物ですので元々乾燥耐性のある多肉植物に効果があるのかは不明ですが

私がこの記事をみて面白いなと思ったのが、乾燥耐性が上がる仕組みで

取り込んだエタノールを糖やアミノ酸に変換し、気孔をとじてCO2の吸収を削減。Co2削減の代わりに変換した糖を使って成長を維持する仕組み。

さらにアントシアニンと呼ばれる色素まで蓄積すると書いてあるのです。

  

秋から冬にかけて湿度が下がり、多肉植物が紅葉していく際のロジックに非常に似ているなと思ったのです。

更に気にかかったのが、以前韓国農園では肥料に「牛糞」を使用していると聞いたことがあり、これがあの紅葉の秘密かと推測していた所でこの記事をみて

牛糞=バイオエタノールの原材料ですから、むむむー!とこれは実験してみたい!!と思いました。

ちょうど湿度も下がってくる頃合いの時期(2022年9月)ですので、ちょうど良い苗を集めてエタノール濃度を変えて

実際に紅葉するのか、多肉植物に肥料としてエタノールが有用なのか実験してみようかなと思います。

今考えているのは ただの水 10mM 20mM 30mM の4種を  「肥料なしで育てた苗」と「既に窒素肥料を吸った緑の苗」に与えてその反応を見ると言う物。

紅葉の仕方や成長に差が出るのか楽しみですw

-タニク雑記, 多肉植物